分析的態度体得のために#2
上2つの記事に関連する気づきがあったので,更新しようと思います.
冒頭記事の悩みのおさらいと現状
今朝Gigazineというサイトで以下の記事を見ました.
科学的方法論に馴染みがないのでその妥当性はよくわからないのですが,とりあえず頭の中に情報があふれていると具体的な物事を思い出すことが困難になるようです.
冒頭の記事では,以下の2点を悩みとしてあげました.
- 具体的に語ることが苦手
- 何らかの情報を理解しようとする際に漏れがある
これらに共通する原因として,
- インプット過剰
- アウトプット不足
- 情報を整理できていない
を考えました.
Gigazineの記事の内容を踏まえると,こうした原因は確かに当たっていたのだなと納得しました.
さて,冒頭の記事から1月ほど経過しました.現状はどうかというと,さほど改善していません.というのも,典型的なSNS中毒になっていて,何も目的がないのに無意識的にYouTubeやTwitterを開いてしまい,非体系的でジャンクな情報を過剰に摂取しているからです.さらに,SNSを見る時間それ自体もインプットした情報を整理する等の他の有益な時間を圧迫しているという二重の害が生じています.
改善策
改善策1
改善しなければならない点は明らかです.SNSに費やしている時間を,何もしない時間,読書,散歩,インプットした情報の整理の時間,etc.にリプレイスすれば良いのです.しかし,SNS"中毒"のため,すべきことやそれをすることによって状況が必ず好転することが明確に認識できていながらも抜け出すことは容易ではありません.
ここで,なぜSNSを無意識的に開いてしまうのか,開く際の心の動きを観察して考えてみようと思います.自分はSNSを開く際に,そこに何か情報があるのではないか,と期待する心の動きをみてとりました.まさに,巷でよくいわれているドーパミンの非合理的な放出そのものです.おそらく,はじめの段階でYouTubeやTwitterを何らかのきっかけで開き,コンテンツを消費し,そこからは自然の摂理にしたがってドーパミンの非合理的放出機構が身体のうちに形成されてしまったのだろうと思います.
以上が原因だと考えた際,まずすべきことは次のことだろうと思います.
身も蓋もなさすぎることですが,やはりこれしかないのかなと思います.なので,SNSから離れる作戦を考えなければならないのですが,自分の場合は作戦が意味をなさないことが簡単に予期できます.というのも,これまた年末ごろに掲げた睡眠習慣改善目標ですが,作戦をいくつか立てたにもかかわらず全滅したからです*1.
こうなるともう気合いしかないかなと思います.SNSから離れ,冒頭であげた悩みを解決したいという気持ちをどれだけ強く持っているかが大事になります.
改善策2
冒頭の現状分析のところでは情報整理の時間もとれていないと述べました.これもやはり重要なポイントで,Gigazineの記事にもあったように頭の中で記憶が混雑していると具体的な思い出し作業が困難になってしまいます.
なので,次の点を意識していこうと思います.
知識を自身のうちでなるべく体系化し,アウトプットする
特定の情報を理解する段階で,自分の中で筋道立てて理解をする.そして,理解するだけでなくそれをアウトプットしたり,批判的に再検討を行ってみたりする.これらが習慣になればなかなか良い感じに情報を自分のものにでき,かつ自身でもアイデアを生み出していけるのではないかと思います.
言うは易しなので,これもちゃんとやろうと切に思います.
以上の試みの結果はまた1ヶ月後あたりに記事にします.